【シドニー16日AAP】 NSW州中央部ダボに住む12歳の少女が15歳の恋人の子供を妊娠した件に関して、地域サービス省(DoCS)のリンダ・バーニー大臣は同省の体制に落ち度があったことを認めた。
伝えられているところによると、妊娠した少女の母親は、少女と恋人が同居することを認めていたという。心配になった少女の父親は今年3月初旬、少女が妊娠する前にDoCSに連絡していた。
バーニー大臣は、「父親が連絡をしてきた時、DoCSは育児放棄や暴力が関係する複数の問題を抱えていたと聞いている。しかしながら、この12歳少女に対し、より適切な対応ができたはずだった」と述べた。
この少女が生まれてくる子供を養育する場合、少女は5000ドルの出産補助金(ベビーボーナス)を受給する資格がある。