【シドニー17日AAP】 NSW州中央北部沿岸部にあるファーストフード店に拳銃を持った男が立てこもる事件があった。犯人は事件発生から8時間以上経って、投降した。
事件があったのはポート・マッコーリーで、17日午前8時ごろ、拳銃を持った40代の男が朝食を求める客でにぎわうマクドナルドに入店し、宙に向かって複数回発砲した。警察が店舗を包囲するまでに店内にいた約30人のスタッフ及び客は逃げ出していた。けが人はなかった。
現場に居合わせた男性は、「犯人は6~12発発砲したが、ただ座ってコーヒーを飲みながら発砲していたという感じがする。誰かを脅すようなこともなかった」と話した。
逮捕されたシドニー在住の男はポート・マッコーリー署で事情聴取を受けている。また、押収された2丁の拳銃は法医学的検査を受ける。