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アジア系の会社を標的にした恐喝詐欺電話が急増

【シドニー19日AAP】   シドニーでアジア系企業を標的にした恐喝詐欺電話が次いで報告されている。

アジア系犯罪捜査班は、一連の事件の捜査のため、特別チームを結成した。似たような電話詐欺事件が、米国で報告されているという。警察は「今年6月初頭からシドニー全域で非常に多くのアジア系企業が標的にされている」と声明の中で述べている。

アジア系犯罪捜査班のマーレー・チャップマン刑事局長は、脅迫電話を受けた場合には報告を入れるようにとアジア系企業に呼びかけている。また、チャップマン刑事局長は、恐喝電話がかかってきた場合にはすぐに電話を切るようにして、決して個人情報や口座情報を明かさないようにし、電話口の相手に金を支払わないようにと呼びかけており、「これまでに被害者は出ておらず、脅迫は成功していない。脅迫電話は無作為かつ日和見的であり、一部の電話は海外からかけられた可能性がある」と続けた。

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