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ギャング界の大物カール・ウィリアムズの父親が出所

【メルボルン20日AAP】   ギャング界に君臨するカール・ウィリアムズの父親ジョージ・ウィリアムズ受刑者(62)が、20日午前7時過ぎにVIC州バーウォン刑務所を出所した。

ウィリアムズ受刑者の男友達がバーウォン刑務所に出迎えに来て、待ち受けていた報道陣には何もコメントせずに車で立ち去ったという。同受刑者はアンフェタミン4.79kgの密売について有罪を認め、07年11月に4年半の実刑判決を受けていたが、入所して20カ月で素行善良が認められたため仮釈放された。入所前から重い心疾患と糖尿病を患っており、不安症とうつ病の症状もあったが、現在の健康状態は以前よりも悪化したと伝えられている。08年11月に妻バーバラさんが薬物過剰摂取で死亡した時には、1日だけ出所を許可されて葬儀に出席した。

ウィリアムズ受刑者は当初、警備の緩い刑務所に収監されていたが、息子カールと共に服役するために自主的にバーウォン刑務所に移った。息子カール・ウィリアムズ受刑者は、ギャング界のライバル3人を殺害した罪で懲役35年の実刑判決を受け、現在も服役中。

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