【シドニー5日AAP】 クレー射撃で五輪金メダリストのマイケル・ダイヤモンドさんが、借金返済のために金メダルをオークションに出していることが明らかになった。
ダイヤモンドさんは通算6回五輪出場を果たしており、1996年のアトランタ五輪と2000年のシドニー五輪で金メダルを獲得したが、2016年に飲酒運転と銃器所持で起訴されていた。
サンデー・テレグラフ紙が伝えるところによると、ダイヤモンドさんには20万ドルの借金が残されているとし、ダイヤモンドさんは「経済的だけでなく、自分の評価も破滅した」と語っているという。
ダイヤモンドさんは「事件以降、仕事も出来ず、たくさんの人に職を求めたが無駄だった。自分には3人の子供がいる。授業料を払ったり、家賃を払ったりするお金が必要。メダルを売るのは最後の手段だった」と述べた。