【メルボルン6日AAP】 「競馬のメルボルンカップが行われる11月第1火曜日を祝日に」という意見について、関係者のなかでも賛否両論だ。
メルボルンカップで6回優勝したロイド・ウィリアムズ氏は、「全国民が楽しめるようにレース日を祝日にすべきだ」と話した。一方、女性調教師トップのゲイ・ウォーターハウス氏は「今まで聞いた中で最もばかげた話だ」と否定した。
6日のパレードの観客を見ると、国民の多くは単に休みをとるようだ。シドニーから来たカップルは、「過去30年、メルボルンカップの日に働いていない」と話した。WA州でも同様にレース当日は休みをとる人が多く、パブは観戦者で溢れているという。
VIC州レース相のマーティン・パクラ氏は、「午後3時20分の生産性は全国どこも芳しくない」と話し、祝日化の考えを歓迎。メルボルン市のロバート・ドイル市長も、「メルボルンカップに休みを取らないのは、非オーストラリア的では?」と加えた。