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都市部で淋病感染急増 検査を

【シドニー6日AAP】   国内で性感染症の症例が急増している。専門家は、特に都市部の若者に検査を受けるよう注意喚起を促している。

ニューサウスウェールズ大学が行った最新調査によると、淋病は2012~2016年の5年で63%増加した。男性は72%、女性は43%増加。女性の感染率は過去2年で急増しており、都市在住の女性では126%増とされる。2016年に感染した女性は20~24歳が最も多く、次に15~19歳が続いた。一方、増加率では25~29歳と30~39歳の女性が最も多く、それぞれ90%以上増だった。

レベッカ・ガイ准教授は、感染増加の理由として、性行動の変化や都市部での特定種の淋病感染をあげている。明確な理由はわからないが認識を高める必要性は明らかだとして、性的パートナーとともに検査を受けて治療し、コンドームを使うよう、ガイ准教授は奨励する。淋病は女性の80%、男性の50%が症状を発しない。

国内で最もよくみられる性感染症はクラミジアだ。2016年に7万1751件が報告され、感染者の4分の3は15~29歳の若者だった。一方でHIV感染率は、2016年に1013件で過去数年変化はない。

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