【キャンベラ24日AAP】 最近のオーストラリア・ドル高により、オーストラリア人たちは今まで予算的に無理だった海外諸国への旅行がより手軽に行けるようになった。
最新のエクスペディア外貨指標によると、オーストラリア・ドルに対し一番弱い外貨はアイスランド・クローナで1年前と比較すると豪ドルに対し42%も下落した。2番目はポーランド・ズロチ(下落率:26%)、次いでフィジー・ドル(下落率:17.5%)。同指標の昨年のトップ3は韓国、南アフリカ共和国、ベトナムであった。
オンライン旅行会社の「エクスペディア・オーストラリア」のルイス・クロンプトン氏によると、オーストラリア・ドル高の影響により、北欧諸国(アイスランド、スウェーデン、ノルウェーなど)への旅行は予算的に手が届くものになっていると述べた。また同氏は、「現在の世界不況の影響として、航空費やホテル代などが国際的に安くなったことが旅行者にとってメリットである」と話した。