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立ち退き拒否 アボリジニ活動家を逮捕

【キャンベラ9日AAP】  キャンベラの議事堂近くにある元レストランの建物に、先住民の活動家が5日から潜入していた事件で、警察は9日、活動家に対し退去命令を発令した。退去を拒否した活動家の男1人が警察によって逮捕されたもようだ。建物に潜入したのは男5人で「土地の主権を訴えるため」と話しているという。

 

男たちが潜入したのは、かつて「ロビー・レストラン」として知られた建物で、男たちはこの土地が国家首都局(NCA)によって管理されている「王の土地」だと主張していた。警察が「立ち退き命令」を発行したことについて、NCAが警察に抗議を申し入れたという。

 

活動家の男1人は警察によって建物の外へ連れ出される際、報道関係者に対し「白人の法律を無視すると、こういうことになる」と訴えた。建物の所有者は男たちに対し、会合が予定されていた8日までの滞在を許可したと伝えられている。

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