【メルボルン8日AAP】 先週、50歳という若さで亡くなった「キング・オブ・ポップ」、マイケル・ジャクソンさんのロサンゼルスでの追悼イベントが、メルボルンのフェデレーション・スクエアの大画面で放映され、早朝の厳しい寒さにもかかわらず会場には多くのファンが集まった。
ジャクソンさんの追悼イベントはロサンゼルスにあるステープル・センターにて行われた。イベントが終わったのは豪東部時間の午前5時半過ぎだった。メルボルンの会場では、毛布や寝袋で身を覆った人たちが地面に横たわったり、ピクニック・チェアーに座りながらろうそくに火を灯すファンの姿が見られた。
メルボルンの会場に駆けつけたファンの1人である日本人のティマさん(28)は、現在、R&Bダンサーとして活躍している。11歳の時にジャクソンさんの音楽を聴いて以来のファンだという彼は、「(ジャクソンの)音楽は世界中の皆が聴いている。彼のダンス・スタイルは真似できるものじゃない。僕も16年間踊っているけど、未だに彼のように踊れない」と話した。