【シドニー11日AAP】 オーストラリアは11日、第一次世界大戦の終戦と戦没者を追悼する「Remembrance Day」を迎え、シドニー市内でも多くの人が追悼記念式典に参列した。今年は、1918年に第一次世界大戦の休戦協定が締結されて99年目となる。
第一次世界大戦では、4年間の大戦中に何万人ものオーストラリア人兵士が犠牲となった。戦没者の慰霊碑があるシドニーのマーティンプレイスで行われた追悼式では、300人以上の参列者が1分間の黙とうを捧げた。式典にはNSW州のハーレー総督のほか、州や連邦の議員たちも出席した。
また、アジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席するため、ベトナム中部ダナンを訪れているターンブル首相と、ニュージーランドのアーダーン首相もまた、ダナンで開かれた追悼行事に参加。首相に同行している空軍隊員や政府関係者らも同席したもようだ。