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豪米日首脳が会談 北朝鮮の脅威が主に

【フィリピン・マニラ13日AAP】   東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に出席のためフィリピンを訪問中のターンブル連邦首相は、トランプ米大統領と安倍首相と会談を行った。

3首脳は、北朝鮮やイスラム国による脅威、イラクやシリアから帰国する外国人戦闘員の危険について意見交換した。ターンブル連邦首相は、「(太平洋地域の)平和や安全に対する脅威は、これまでよりずっと大きい」と記者団に向かって話した。また、3人が軍事的対応について協議したかどうかは明らかにしなかった。

ターンブル首相と安倍首相は、北朝鮮による挑発行為の対応策について協議。ターンブル首相は、「キム・ジョン・ウン氏の考えを変えるには、経済制裁が主となる」との見解を示した。両首脳はまた、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)合意に難色を示したカナダについて失望を示した。

ターンブル首相は13日夜、トランプ米大統領と二国間協議を予定する。米国は、閉鎖されたマヌス島収容所の難民1250人を受け入れると合意しているが、これまでに実際米国に渡ったのは54人。受入れ手続きのスピードアップについてターンブル首相が言及するかは未定だ。

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