【メルボルン13日AAP】 メルボルン北部バンドーラにあるラ・トローブ大学で、VIC州初の無人運転バスが試験的に運行される。
来年4月から3か月にわたって、12人乗りの無人運転バスが同大学のキャンパス内をシャトル運行する。バスは時速20キロメートルで走行し、乗客はタッチ画面を使って降車場所を選択できる。さらに非常時用に、非常ボタンや運転操縦装置も完備する。
試験運行は州政府、ラ・トローブ大学、民間セクターが一部負担。うまくいけば、キャンパス内の無料バスサービスから代わる予定だ。州政府および同州の自動車団体RACVは、「シャトルバスの試験運行は、VIC州の無人自動車導入への道を開く」と期待を抱く。