一般

QLD州新型インフル感染者数 2日間で400人増

【ブリスベン12日AAP】   QLD州保健局は、同州の新型インフルエンザ(H1N1)の感染者数が2日間で400人以上増え、4月に感染初めて確認されてから感染者数が合計2026人になったと発表した。

QLD州では新型インフルエンザによる死者は報告されていないが、保健相のポール・ルーカス副州首相は死者がでるのも時間の問題だとした。「新型インフルエンザはほかのインフルエンザと比べて比較的症状が軽い。しかし、国内ではすでに死者が出ている。また、さらなる死者が出ることが予想され、QLD州でもやがて死者がでるだろう」とルーカス氏。

インフルエンザの季節の死者数は通常、年間1000人~3000人。QLD州のジャネット・ヤング保健局長は、保健局はH1N1の感染がコミュニティーに拡大すれば、かなりの死者が出ると予想しているとした。同州では現在、感染者18人が病院に入院しており、そのうち5人が集中治療室で治療を受けている。連邦保健・高齢化省によると、新型インフルエンザによる死者数は合計18人で、VIC州で11人、NSW州で3人、WA州、SA州、NT準州、TAS州で各1人だという。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら