政治

同性婚投票結果 賛成が多数に

【キャンベラ15日AAP】   同性婚の是非を問う郵便投票の結果、賛成が61.6%で多数となった。ターンブル連邦首相は、クリスマス前に議会で同性婚合法を承認させたい考え。

投票には有権者の80%近くの1270万人以上が参加。780万人が“賛成”、490万人が“反対”と回答した。NSW州の賛成は57.8%、他州・地域は賛成が60%を上回り、国内の連邦選挙区150のうち133か所で賛成が得られた。

ターンブル首相は15日、投票結果が明らかになって間もなく、「国民の意見に取り組んで反映させるのが我々の仕事だ」と述べた。同性婚合法化の議会討論は、早ければ16日に開始される。

連邦野党のショーテン労働党党首は、「多様性を受け入れ、支持、尊重する近代的なオーストラリアのために、国民は投票した」と述べて、明日にでも法制化させたい考えを示した。

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