【パース15日AAP】 WA州パースと中国の上海を直行便で結ぶ、新たな飛行機の路線について、来年10月にも試験的な導入を行う可能性が出てきた。上海を訪れていたWA州のマゴーワン首相と、中国東方航空のCEOである劉紹勇(Liu Shaoyong)氏による会談で明らかになった。
中国東方航空は現在、オーストラリアへの乗り入れは東部州のみだが、WA州のポール・パパリア観光相は以前から、同州への観光業の活性化と増客に力を入れており、同航空会社との提携を実現したい考えだ。マゴーワン首相は「試験飛行の後、最終的な判断を下す前に、商業分析を行う」と説明した。
パパリア観光相は中国での訪問を終え、現在は日本で貿易に関する話し合いを行っている。同相は先月も日本を訪れており、パースと日本の直行便を復活させたい意向を示している。