【メルボルン19日AAP】 VIC州で新型インフルエンザの流行が収束に向かっている。
ローズマリー・レスターVIC州保健副相は「VIC州では、インフルエンザに似た症状の患者数が大幅に減少したことが、一般医を通した調査で判明している。一時は大流行したが、現在では沈静化しつつある。他州では今でも感染が広がっている」と述べた。
VIC州では、一般医約80人から成るネットワークが組まれ、全患者中のインフルエンザに似た症状の患者の占める割合が記録されており、代表サンプルを用いてウイルス感染の有無を検査している。感染者の割合は、6月末には週あたり患者1000人中23人だったのが、先週には1000人中14人にまで減少した。
VIC州ではこれまでに新型インフルエンザで14人が死亡し、国内では計31人が死亡している。