【キャンベラ22日AAP】 ジョー・ホッケー野党影の財相は、国内経済の回復に伴い、政策金利が引き上げられる可能性があることを示唆した。
ホッケー議員は、オーストラリア経済が世界的不況のあおりを受けていることを認めた上で、政府による赤字政策により、民間セクターが資金繰りに翻弄し、借り入れコストの引き上げにつながると述べた。
また同議員は、連邦政府による経済刺激策で経済は活性化されたかとの質問に対し、「十分な支出が行われたら、何らかの影響はあるはず」と述べた。また、最近のデータによると、国内経済は峠を越したようだと述べ、世界では依然として不況の波が立っている中、オーストラリア経済は非常に良い状況を保っているとした。