【メルボルン25日AAP】 メルボルン中心部のコンビニエンスストア5店で、従業員らが不当な低賃金で就労させられていることが、フェアワーク・オーストラリア(FWA)の調査によって判明し、総額11万2000ドルの不足分賃金が従業員らに支払われることとなった。
FWAの調査員は、夜中にセブンイレブン店舗へ数回調査に行き、従業員らが不当な低賃金で働いていることを確認した。FWAのマイケル・キャンベル代表は「多くの従業員は外国人学生。夜間や週末などに働く従業員に対して、時間外勤務の賃金が支払われていないのが大きな問題。若い従業員を食い物にできると考えるような雇用主については、容赦なく処罰する。厳しい監視局が存在しており、支払う代償は大きい」と述べた。