【シドニー29日AAP】 マイケル・ダーレーNSW州道路相は29日、州全土で通学ゾーンの標識を整備し、新しいデザインのものに取り替えることを発表した。
現在見られる黄色と黒の通学ゾーン標識は2003年に導入されたもの。新しい標識は蛍光色の黄色に緑色が施されている。電柱や木の枝に覆われていたり、色がはがれていたりする標識を整備し、さらには、新たに時速40キロ制限表示や点滅表示、道路上に「ドラゴンの歯(刻み目が線上に描かれているもの)」を描き、通学ゾーンをより分かりやすくさせる。
同道路相は、点滅表示の導入には4650万ドル、「ドラゴンの歯」の表示には1400万ドルの予算が必要になるとした。また、「通学ゾーンの安全を守ることは州政府の最優先事項であり、こういった対策により子供たちの安全が守られるのだ」と話した。