【シドニー2日AAP】 医療分野で働く女性の割合が、今後30年以内で大幅に増加することが予想されている。
女性の一般医の数は、2038年までには、250%増加して現在の2万4000人から5万6000人まで増えるとみられ、男性の一般医の数は65%増に留まるとみられている。また、女性歯科医師の数も、現在の2倍以上になることが予測されている。薬剤師は、2025年までには3分の2が女性になるとみられている。
NAB保健医療の統括マネージャーは「看護分野では、以前から女性の占める割合が多かったが、現在は歯科医、獣医、薬剤師、一般医などの医療専門職においても女性の数が大幅に増加している。このような傾向は、医療分野での労働量に大きな影響を与えることとなり、結果的には勤務時間が現在よりも柔軟になるだろう」述べた。