【メルボルン20日AAP】 国内で毎年、200億ドル相当の食品が廃棄される。連邦政府はこれを半減させる計画を明らかにした。
フライデンバーグ環境相は20日、メルボルンで開催された全国食品廃棄物サミットで、137万ドルを拠出して政府機関「Food Innovation Australia」を設立すると発表した。食品業界や事業と連携して、2030年までに食品廃棄量を半減させる目標だ。同氏によると、全消費量の20%が廃棄され、年間およそ400万トンの食品がごみとして埋められる。さらに、廃棄物による二酸化炭素の排出量は7億トンを上回るという。
Food Innovation Australiaは、食品廃棄物半減計画を2018年内に最終化させる。業界や事業による任意の取り組みは、2019年初頭から開始予定だ。