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メルボルン各地で対テロリズム捜査が開始

【メルボルン4日AAP】   警察は4日、メルボルン各地で対テロリズム捜査を開始した。豪連邦警察(AFP)とVIC州警察が合同で捜査を行い、現在までに数人が逮捕された。VIC州警察スポークスマンは「AFPとVIC州警察は4日朝、対テロリズム捜査の一環として、逮捕令状が発行されたことを認める」と発表した。スポークスマンによると、すでに多くの容疑者が逮捕されたが、その数については確認がとれていないという。捜査は現在も続いている。

ニューズ・リミテッド社は、国家安全保障機関の調べによって、オーストラリア基地を狙ったイスラム過激派による自爆テロ攻撃計画が明らかになったと報じた。狙われた基地はシドニー西部郊外にあるホルスワージー・バラックスとされる。同社によると、今回の対テロリズム捜査はソマリア系とレバノン系のオーストラリア人からなるテロ集団が関与している疑いがあるという。

ジ・オーストラリアン紙は、このテロ集団の動きは豪軍基地の監視カメラで観察され、VIC州の防衛基地周辺でも怪しい動きが確認されたとしている。さらに、同紙はこのテロ集団の動きはアルカイダと関係のあるソマリアを拠点に活動するアル・シャバブに影響されたものと報じている。

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