【ダーウィン21日AAP】 NT準州は国内で唯一、同性カップルに対する子どもの養子縁組を認めておらず、結婚した成人男女または伝統的な先住民の結婚の場合のみに認めている。同州政府は今週、国内の他地域同様に、差別をなくして同性カップルの養子縁組を合法化させる動きに入る見通しだ。
ウェイクフィールド州家族相は、「NT準州で多様化する今日の家族を反映し、養子縁組法を近代化させる必要がある」「純粋に養子を希望するすべてのカップルが資格を持つべき」と話した。合法化すれば、2018年初頭にも施行される予定だ。
レズビアンやゲイなどからなる同州のLGBTQIグループは、法改正を3年以上も提唱してきた。同州で結婚できる人のわずか43%が実際に結婚することから、養子縁組の変更は重要な意味を持つという。