政治

7月失業率は5.8% 前月と変わらず

【シドニー6日AAP】  6日に発表された7月の失業率は、5.8%と前月と同水準だった。NSW州の同月の失業率は6.1%(前月比3%減)。

NSW州のリース首相は同州の失業率が下がったことに関して、629億ドルのインフラ対策が功を奏しているとし、また、経済状況は改善してきているのかという質問に対して、「そうだと強く願っている」と述べた。しかしながら同首相は、世界不況の特徴としてデータが変動しやすいということがあり、同州の経済もまだ不安定な状況であると述べた。

野党のベアード影の財相は、州の失業率が下がったことは歓迎すべきニュースであるとしながらも、その数値は、世界不況が始まる前から4年間、ずっと国の平均を上回っていることを指摘した。

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