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メルボルン大学職員、怒りのストライキ

【メルボルン10日】   メルボルン大学は先月、年間3000万ドルの経費削減を目的に、220人の人員削減を発表した。これを受け、メルボルン大学の教職員は11日午後、大学副学長室のある建物の周囲を歩き、抗議活動を行う。そのため、11日午後の授業はすべて休講となる。

大学教職員組合(NTEU)のテッド・クラーク大学支部長は「終わりのない人員削減や、それに伴って増加する仕事量の負担にみんな憤りを感じている。これこそ企業モデルを重視したものであり、大学が提供するサービス、研究方針、学生支援は利益によって決定される」とした。

クラーク氏は大学側の発表に憤慨した教職員は先週、ストライキの実行を満場一致で票決したとし、11日のストライキに2000人が参加することを期待すると語った。教職員らによるストライキは8月16日の大学オープン・デーと9月3日に実施される予定。

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