【ブリスベン23日AAP】 QLD州の最大野党である労働党は、25日に行われる州選挙で政権を維持した場合、相手の承認を得ずに裸の写真や動画を公開する、いわゆるリベンジポルノを犯罪とみなし、刑法によって禁じる方針を明らかにした。
QLD州のパラシェイ首相は、リベンジポルノが急速に深刻化している事態に対し、州政府は責任を持って対応すべきとの考えを示しており、特にリベンジポルノがドメスティックバイオレンスの行為として行われるケースが増えていると指摘。「このような行いをしている人物については、必ず声を上げて欲しい」と述べた。
野党の自由国民党のティム・ニコルス党首もまた、「議会でも以前から議論されてきたこと」と述べ、法律によって犯罪化とすることも含め、同問題は解決されなくてはならないとの考えを示した。