【アデレード12日AAP】 保険会社「AAMI」による調査では、ドライバーのマナーが悪くなってきているとする人が増えていることが明らかになり、また、6割が運転中にトラブルに巻き込まれるのではという恐怖心を抱いていることが分かった。
AAMIの「年次事故インデックス」は国内2500人のドライバーを対象に行われた調査結果で、回答者の91%が攻撃的な態度の運転手が増えてきていると述べ、56%は下手な運転手に対し失礼なジェスチャーをしたことがあるとし、58%は他のドライバーを罵倒したりののしったりしたことがあると回答した。
一方、他のドライバーに対して、罵倒したり相手に対し失礼なジェスチャーをすることは運転中のフラストレーションを表現するために仕方がないことだとした人は80%。また、63%は前を行く車を後ろからあおることも正当な行為だと述べた。
AAMIは、1996年に行われた前回の調査結果と比較し、感情的になると他の車を追跡するとしたドライバーは5倍に増え、また前車にぴったりつけて運転するとしたドライバーは4倍増加したことを指摘。こうした状況は深刻な問題であると述べた。