一般

ニューギニア機墜落 乗員全員死亡

【キャンベラ12日AAP】   11日にパプア・ニューギニアで消息不明となり、オーストラリア人や日本人を含む乗員・乗客13人の安否が心配されていたPNG社の飛行機は、山中で残骸が発見された。ラッド首相は、13人全員の死亡が確認されたと発表した。

機体の残骸が発見されたのは標高1500メートル以上の山地。消息不明となった飛行機の捜索には、オーストラリア軍も救援を行った。死亡した13人は、オーストラリア人が9人、日本人男性が1人、現地人ガイド1名及び乗員2人。搭乗したオーストラリア人は、日本軍と連合軍の間で繰り広げられた「ココダ道の戦い (Kokoda Track campaign)」の戦地跡へと向かう途中だった。

ラッド首相は、人生の1大イベントがこのような結末を迎えるとは本当に悲しい話だと述べ、国家を代表し、被害者の関係者らに哀悼の意を表するとした。また、スミス外相も、豪軍の救援もむなしく全員死亡が確認され非常に残念だと述べた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら