【キャンベラ12日AAP】 最新の「オーストラリアの若者に関する報告書」によると、精神的問題やネットいじめなどで悩む10代が多いことが明らかになった。
12日、エリス青少年相は同報告書の概略を発表。これによると、オーストラリアの青少年の状況は全体的に良好とされているものの、顕著な問題として、16~24歳の4分の1が精神的障害を持っていることや、特に女子において自虐行為や間違ったボディイメージを持つことなどが挙げられた。さらには、8年生の4分の1以上がネットいじめに遭っている友人を知っていることや、15~19歳では、急性アルコール中毒で病院に搬送される率が一番高いことなどが指摘された。
エリス青少年相は、「以前にはみられなかったこれらの問題が、現代のティーンエイジャーの健康を脅かすものとなっているのは明らかだ」と述べた。