【キャンベラ13日AA】 第2次世界大戦中、日本軍により強制的に「慰安婦」として働かされていた韓国人女性がオーストラリア政府に支援を求めた。
ジル・ウォンオクさん(81)は20万人以上いるといわれている、いわゆる「従軍慰安婦」の1人。ジルさんは今週、人権保護団体「アムネスティ・インターナショナル」のキャンペーンの一環としてキャンベラを訪問。オーストラリア政府に対し、日本政府の正式謝罪と慰安婦の違法性を認めさせるための支援を求めた。
日本政府は慰安婦問題に関して、その責任を完全には認めておらず、また、元慰安婦に対する賠償金の支払いも今まで行われたことはない。