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自宅出産を非合法化 助産婦が反論

【キャンベラ17日AAP】   上院委員会は17日、連邦政府による新医療法案に関する調査報告書を発表した。同法案により、助産婦は登録するために保険に加入する義務が生じることになるが、民間保険会社は自宅出産を保険の対象とはしていない。そのため、約200人の助産婦が登録を取り消される可能性がある。

同法案が原因で密かに自宅出産を行う助産婦が現れ、健康面におけるリスクがさらに増大する危険性があるとの反論の声も上がっている。助産婦は自宅出産を非合法化することは母親の選択する権利を奪い、暗黒の時代へと向かうことになると批判した。

オーストラリア民間助産婦協会のリズ・ウィルクス会長は声明文で、2000人の女性による署名を上院委員会に提出したことで、この法案に異論を唱える人がいかに多いかが明らかになるとした。

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