【ホバート20日AAP】 TAS州ランセストン発シドニー行きのバージン・ブルー航空機がエンジントラブルでランセストンに引き返すという出来事があった。
この飛行機は20日午前11時20分にランセストンを離陸。乗客によると、離陸後すぐ、大きな衝撃音が聞こえた。エンジンの1つが故障し、もう1つのエンジンのみでシドニーに向かうことも可能だが、リスクを避けるためランセストンに引き返すという内容のパイロットのアナウンスがあったという。乗客151人は、代わりの飛行機でシドニーに向け飛び立った。
バージン・ブルー航空は、今回のトラブルはエンジン・サージが発生したことが原因とし、緊急着陸の際もエンジンの状態は十分なものであったと述べた。この事故に関し、バージン・ブルー及びオーストラリア交通安全局による調査が行われる。