【キャンベラ23日AAP】 トニー・バーク連邦農業相は、オーストラリアは近い将来、日本を含むアジア諸国へ緑茶を輸出する可能性があると発表した。
地方産業研究開発機構の報告によると、NSW州セントラル・コーストのゴスフォードやVIC州のアルバリー地域は緑茶の栽培に非常に適しているという。バーク農業相は「オーストラリアはすでにイタリアにオリーブオイルを輸出しており、日本に緑茶を輸出する日も近い。巨大な新産業が生まれる可能性もある」と述べた。
緑茶の発祥地は中国で、その歴史は4000年以上。現在世界中で毎年60万トンの緑茶が消費されており、オーストラリアはすでに小規模な輸出市場を持っている。