【パース24日AAP】 フェアファックス紙は24日、バリ平和公園基金は2002年にバリ島爆弾テロ事件が起こったサリ・クラブにメモリアル公園を建設するための資金集めに苦戦していると報じた。報道によると、ナイトクラブの経営者はその土地にナイトクラブとレストランの複合施設を新たに建設する計画をしているという。
バリ平和公園基金のメンバーであるフィル・ブリテン氏は、同基金は連邦政府から非課税の慈善団体として認められていないため、資金集めが難しいとしている。
コリン・バーネットWA州首相は、連邦政府と州政府はバリ島爆弾テロ事件の犠牲者202人の冥福を祈って設立される記念公園の建設費用を支援すべきであるとし、同州政府はテロ事件で亡くなった豪人88人に敬意を表して資金提供を行う準備をしていると語った。