【シドニー26日AAP】 降下中の飛行機の中で、男がドアを開けようとする出来事があった。男は客室乗務員の誘導により、席に戻されたという。
ロンドン発バンコク経由のカンタス航空2便は、シドニー空港に向け着陸態勢に入っていたが、その時、大柄の男が落ち着かない様子で10分間ほど機内を徘徊し始めた。その後、エコノミー・クラスの機内中央ドアのハンドルをつかみ、ドアを開けようとした。しかし、客室乗務員が男を抑制し、機内前方へと誘導し事なきを得たという。飛行機は特に問題なく、午前6時5分、シドニー空港に到着した。
目撃者によると、脅迫などはみられなかったものの、数人の子供たちが恐がって叫び始めていたという。また、乗客はシドニー空港到着後、20分ほど降機を待たされた。