【キャンベラ26日AAP】 今月30日に行われる日本の衆議院選挙を前に、ピーター・ギャレット環境相が「選挙で選ばれた新政府が捕鯨を廃止することを願う」とコメントした。
この選挙においては、麻生太郎現総理大臣の敗戦が確実とみられており、ともすれば、現在、野党第一党である民主党が政権を奪取するかもしれないともいわれている。
ギャレット環境相は、日本の新政府が捕鯨に関してどういうスタンスを取るかは知る由もないとしながらも、南極海における日本の捕鯨活動が「過去のもの」となることを望むと述べ、日本政府からの発表を待とうではないかと話した。