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NSW州食糧庁が寿司の安全性に太鼓判

【シドニー26日AAP】   NSW州食糧庁による寿司の安全性に関する調査では、州内で販売されている寿司の品質にほぼ問題がないことが確認された。

この調査はNSW州内15店舗で販売されている87の寿司を対象に調査したもので、うち3つに危険なバクテリアが許容量以上含まれているのが確認されたものの、98%は微生物的に問題がないとされ、過去3年間で最も良い結果となった。

NSW州のマクドナルド第一次産業大臣は、寿司の具は生ものが含まれていることが多く、常温で一定時間保存されていると傷むのが早くなるとし、そういった理由から同庁では多言語でガイドラインを作成し、寿司販売店に配布しているとした。

このガイドラインでは、寿司は5度以下で保存しなければならず、5度~60度の場所に4時間以上、放置した場合は直ちに処分するよう指示されている。また、妊婦や老人、免疫力の低い患者などはリステリア症予防のため、生の魚介類を食べないようにとしている。

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