【シドニー27日AAP】 現在、休暇中のネイサン・リースNSW州首相は電話インタビューで辞任の意思がないことを明確にした。
報道では、リース首相が来週にも辞任し、ケネーリー都市計画相が新首相に就任すると伝えられている。また、今週に入ってから、労働党の右派主要議員がリース首相への支持を取り下げつつあり、また党内でも同首相を辞任させることで意見が一致したという噂も聞こえている。さらにナイン・ネットワークは、リース首相の後釜として、テブット副首相やデラ・ボスカ保健相などの名前が挙げられていると伝えたが、最有力候補はケネーリー議員だとしている。
労働党のトリポディ議員は「リース氏はNSW州の首相であり、次の選挙も首相として我々を引っ張っていく」と話し、リース首相の辞任否定を援護した。