【ブリスベン29日AAP】 ケアンズの幹線道路で、タクシー運転手が飲酒運転の乗用車を発見したため、乗用車の前でタクシーを停車させて走行を阻止した。タクシー運転手の行動がなければ、大事故が起きていた可能性もある。
警察によれば、タクシー運転手はキャプテンクック・ハイウェーとケネディ・ハイウェーとの間で、危なっかしい運転をしている青色の乗用車を発見したという。乗用車は大きな道路標識にぶつかったり、よろめきながら走行し、逆方向の車と衝突しそうにもなった。そのため、タクシー運転手はこの乗用車の前でタクシーを停車させ、高速道路への進入を阻止した。運転していた40歳の女からは、限度値の5倍以上の呼気アルコール濃度0.273%が検出された。女は来月14日にケアンズ治安判事裁判所に出廷する予定。