【キャンベラ31日AAP】 31日に発表されたオーストラリア統計局のデータによると、国内の結婚件数が過去20年で最多となり、離婚件数は1992年以来最低を記録した。
昨年登録された結婚件数は11万8756件で、2.1%の増加となった。結婚件数は2001年に過去最低を記録して以来、増加傾向を見せている。また、昨年の離婚件数は過去最低を記録した1992年の4万7209件から1.6%の減少をみせ、幸せな結婚生活を送っているカップルが増えているようだ。離婚に至ったカップルの平均婚姻期間は1989年の10.2年から2008年の12.3年へと過去20年で伸びをみせた。
しかし、結婚件数は増加したものの、この20年間の人口の増加を考慮すると、オーストラリアは依然として未婚者が多く、1000人当たりの既婚率は1989年の7人から2008年の5.5人へと減少した。