【シドニー1日AAP】 ザ・デイリー・テレグラフ紙は9月1日、26歳の女性と性的関係を持ったとされるデラ・ボスカNSW議員が、今回のスキャンダルを受け、NSW州保健相と立法評議会総務の座を退いたと報じた。
ボスカ氏は声明文で「私が下した個人的な決断を悔やんでいる。家族に与えた苦しみに対して非常に申し訳なく思う」と述べた。
同紙によると、デラ・ボスカ氏と女性は6カ月間の交際後、8月に別れたという。デラ・ボスカ氏は警備員に女性のIDチェックをさせず、そのまま彼のオフィスへ連れて行き、そこで性的関係を持ったとされる。また女性は、デラ・ボスカ氏は午後も女性と過ごすために、アーミデール行きの飛行機に乗り遅れたと語っている。さらに、デラ・ボスカ氏は女性との関係について、女性を雇用した同僚の上院議員に自慢していたという。
一方、デラ・ボスカ氏はこれらの主張を否定しており、妻である連邦議員のベリンダ・ニール氏との関係についてコメントを控えている。