【キャンベラ1日AAP】 ギャレット連邦環境相は1日、できるだけ早い時期に日本の新政府に対し捕鯨反対を訴える機会を設けたいと述べた。
先月30日に行われた日本の衆議院選挙では、野党第一党の民主党が自民党を圧倒し、歴史的な政権交代が行われた。前与党の自民党は、研究及び伝統保護の見解から捕鯨活動を擁護していたが、政権が交代したことにより、オーストラリア政府は、日本が捕鯨活動を廃止することを期待している。
ギャレット環境相は、日本の新政府は捕鯨を廃止するかについて明言しなかった。また、今は時期尚早としながらも、捕鯨反対を訴え続ける強い意向を示した。