【キャンベラ1日AAP】 オーストラリア準備銀行(RBA)は1日の理事会において、政策金利を今月も据え置き、3.0%のままとすることを決定した。この利率は49年ぶりの低金利。政策金利の据え置きはこれで5カ月目となった。
RBAは、現段階では金融政策に協調性を持たせることが適当であるとし、RBAは今後も国内の経済活性化及びインフレーションを目標範囲に留めるために金融政策を調節していくと述べた。
今年6月、住宅ローン契約数国内最大を誇るコモンウェルス銀行は、政策金利が据え置かれている中で、経費上昇を理由にローン利率を0.1%引き上げた。