【シドニー3日AAP】 NSW州のマクドナルド第一次産業相は、一部のスポーツ飲料など、多量のカフェインが含まれている飲料の販売を禁止する方向にあると述べた。
2日、シドニー西部クオーカーズ・ヒルズで、通学途中にスポーツ飲料を飲んでいた7年生5人が、カフェインの副作用で目まいや吐き気などの症状を訴えた。マクドナルド産業相はこれに関し、明らかに若者を対象として販売されている高カフェイン飲料を店頭から排除していかなければならないと述べた。
同相によると、いわゆる「フーエル・セル」や「シントロン」といったスポーツ飲料に含まれているカフェインは法的に定められた量を超えており、現在、食糧庁はこれらの商品の撤廃を行っているとしたが、商品によっては国の法律下で栄養補助飲料として登録されているものもあり、完全に取り締まるのは難しい状況だと述べた。