【メルボルン6日AAP】 競売会社ボナム&グッドマンで6日に行われたオークションで、米国人ポップスターの故マイケル・ジャクソンが着用していた宝飾が施された白の手袋をめぐって激しい入札争いが行われた。
開始数分で予想されていた落札価格の3万ドルを超え、最終的にはラスベガスのハード・ロック・ホテル・アンド・カジノが電話で入札し、5万7600万ドルで落札した。
ボナム&グッドマンのスポークスマン、シャーロット・ステインズ氏によると、今回のオークションはマイケルが死去してから初めて実施され、現地の入札者に加えて、海外4カ国から入札者が参加した。
今年6月に50歳で死去したマイケルは1996年、歴史的な世界ツアーでシドニーを訪れ、主役を演じた映画「Ghosts」のオーストラリアプレミアに出席した。当時、音楽ジャーナリストのピーター・ホルムズ氏と友人のビル・ヒブル氏はジャクソンの側近の近くに座っており、ヒブル氏はジャクソンが投げた宝飾が施された手袋を獲得した。