【シドニー5日AAP】 シドニーで大晦日恒例の花火大会は、今年は同性婚賛成の投票と同性愛の祭典「マルディグラ」40周年を祝い、ハーバー・ブリッジから虹色の花火の滝が流れるという。
シドニー市民の5人に4人が、「同性婚に賛成」と投票したとされ、オックスフォード・ストリートで毎年行われるイベント「マルディグラ」も40周年を迎える。
花火8トンと10万以上の個々の花火用特殊効果を融合させ、今年もこれまでで最も規模が大きく、明るい展示となる。花火デザイナーのフォルチュナト・フォティ氏は、「今までに見たことのない作品を作り出すのが課題だった」と話した。
シドニー市のムーア市長は5日、「市長になって13年になるが、フォティ氏に落胆させられたことはない」と述べた。カウンシルはおよそ700万ドルを拠出するが、経済効果は一晩で1億3300万ドルと見積もられる。
NSW州警察のマーク・ウォルトン副総監は、目立った脅威は特にないとして、「大晦日を楽しもうと言える」と話した。