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職場のいじめ、広まる

【シドニー8日AAP】   ドレーク・インターナショナルが会社員800人以上を対象に実施した調査の結果、オーストラリアの職場でいじめが広まっていることが判明し、回答者の半数が職場でいじめを目撃したことがあると答えた。また、自身がいじめを経験したことがある人は25%だった。

いじめに最もよく見られるケースは無視、孤立、言葉による侮辱、皮肉などで、その次に多いケースが公共の場で恥をかかせること。いじめの約50%がマネージャーや上司からのいじめで、そのほかの社員からのいじめが25%だった。調査の結果、いじめをする人と受ける人の数に男女比はほぼ認められなかった。

また、いじめ問題への企業の取り組みが不十分であることも明らかになっており、企業の対応に満足していると答えたのは、いじめを受けた人の30%、目撃者の50%だった。ドレーク国内顧客サービスマネージャーのジュディー・ハーパー氏は「いじめは職場で特定可能な精神的な危険要素であり、単なる行為の問題ではない。関連組織は少なくともこのような不適切で有害な行動を管理、制御する法的義務を果たす必要がある」とした。

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