文化・芸能

お騒がせラジオDJがまた失言

【シドニー8日AAP】   お騒がせラジオDJのカイル・サンディランズが、また番組内で失言をした。今回は、最近25キロのダイエットに成功した女性コメディアン、マグダ・スバンスキーについて、ナチスのユダヤ人虐待キャンプに行けばもっと痩せることができるのにという発言だった。

スバンスキーは人気コメディ「キャス・アンド・キム」にも出演していたが、ダイエットに成功してからはダイエット会社のスポークスウーマンとしても活躍している。カイル・サンディランズは8日、自らのラジオ番組「2DayFM」の中で、もう1人のDJであるジャッキー・オーが「彼女は体系的に痩せるのはもう無理だろう」とコメントしたことに対し、「太っている人は皆、そう言うんだ。彼女をナチス・キャンプに入れてみろ。あっという間に痩せるぞ」と発言した。スバンスキーの家系は、アウシュビッツ収容所を含む、数多くのナチス・キャンプがあることで知られるポーランド出身。

カイル・サンディランズは今年7月、番組内で、14歳少女をうそ発見器にかけ、少女が12歳の時に強姦されたことを暴露させ、かつそれに対し不適切な発言をしたことで、ジャッキー・オー共々、2週間の番組出演禁止となったばかり。

今回の件に関し、標的とされたスバンスキーは、自分のことを何と言われようが気にしないが、サンディランズの発言はナチス・キャンプの被害者に対する暴言であると述べた。

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