【シドニー19日AAP】 連邦政府は19日、シドニー湾のコカトゥー島とノースヘッドでのシドニーハーバー環境特区プロジェクトに対して、連邦補助金86万1500ドルをに投じると発表した。
このプロジェクトは、雨水を利用することですべての非飲料水を地区内で供給し、太陽エネルギーを利用することで温室効果ガス排出の削減を目指すというもの。ギャレット環境相は「年間何十万人もの訪問者がシドニー湾を訪れる。シドニーハーバー環境特区プロジェクトは、地域住民が自宅や職場で電力・水資源を節約するようにやる気を与え、教育することを目標としている」と声明で述べた。
同プロジェクトは、政府の環境特区基金が出資する全国13地区のうちの1つで、地域社会が水資源や電力を独自に管理するのを支援している。